駒ヶ根について

南信州駒ヶ根を、まずは簡単にご紹介します。

駒ヶ根 ~南信州伊那谷~

諏訪湖から流れ出る天竜川の流れに沿って南北に広がる伊那谷。 西に中央アルプス、東に南アルプスと高い山々に囲まれた絶景を望む地です。
温暖な気候に育まれ、街の人はおおらかな人柄です。
伊那谷エリアの一番の観光スポットとして名高いのは「千畳敷カール」。 駒ヶ根高原から登山バスとロープウエイを乗り継ぐことで、標高2,612mにある標高日本一の駅「千畳敷駅」と一気に向かうことができます。
登山バスとロープウエイは、通年を通して運行しているので、春夏秋冬と違った顔の千畳敷をお楽しみください。
駒ヶ根高原は、中央道駒ヶ根I.Cから車で5分程とアクセスがよく、霊犬早太郎伝説で有名な「光前寺」や独自の視点で企画展に取り組む「駒ヶ根高原美術館」など見どころが多くあります。
また、全国のクラフトマンが集まる「くらふてぃあ杜の市」も毎年開催され、人気を集めています。

千畳敷カール

中央アルプス宝剣岳の直下にあるのが「千畳敷カール」。
2万年前、氷河期の氷によって削られてきたお椀型の「圏谷」です。 ロープウエイで、たったの7分30秒で気軽に行くことができるカールは、標高2,612mの雲上の別世界。
夏には高山植物、秋には錦の衣をまとい、冬から春までは一面の銀世界が美しく、4~5月にかけては春スキーも楽しめます。
カール内の遊歩道は、1周約40分で、夏の高山植物の季節にはコバイケイソウ、チングルマやコイワカガミ、シナノキンバイなどの可憐な高山植物の花々が咲き乱れ、「高山植物の宝庫」としても知られています。 さらに、駒ヶ岳、宝剣岳など日本百名山に名を連ねる名峰への登山口にもなっており、シーズンには多くの登山客で賑わいを見せます。
2010年日経新聞「紅葉が楽しめるロープウエイ」では、駒ヶ岳ロープウエイが全国1位に選ばれました。

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早太郎温泉郷

別名「美肌の湯」とも言われる、早太郎温泉郷のお湯。
無色透明なお湯は、においもなく入った感じも刺激のないやわらかな肌触りで、お肌をしっとりとスベスベにします。
早太郎温泉郷は、駒ヶ根の中での高い場所に位置するため、気分も爽快! 精気がよみがえるようです。

泉質 アルカリ性単純温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病など。美肌効果もあると言われている

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駒ヶ根の歴史

霊験早太郎伝説で有名な「光前寺」は、不動明王を本尊として、貞観2年(860)に本聖上人により開基された伊那谷随一の名刹です。
古くは武田家・羽柴家などの武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の60石の寺領と10万石の大名格を与えられるなど隆盛を極めました。
今なお、樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には十余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広い信仰をあつめています。境内全域が名勝庭園として国の文化財に指定されています。 春の桜の開花中は、しだれ桜がライトアップされ幽玄の世界を演出。 「春宵一刻値千金」とは、まさにこのことです。

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